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農業版ワーキングホリデイ(援農)の仕組みを研究するページです

TEL. 0739-35-1199

〒646-0001 和歌山県田辺市上秋津4558-8

援農ワーキングホリデイで新しいライフスタイル目指します

 日本では、農業・農村ワーキングホリデーは普及しているとはいえません。農業後継者不足が叫ばれ出して何十年も過ぎようとしています。そして2020年には農業従事者数が、ついに150万人を割り込む予想となり、農業従事者の急激な高齢化(今日においては農業者の平均年齢が66歳)で、放任園・廃園が元気な農村地帯であっても目に付くようになってきました。
 そこで当ページは、この地域でできる農業・農村ワーキングホリデーへの取り組みへの仕組み作りへの挑戦を紹介していきます。気軽にわーほりブログやわーほり体験記をご覧頂き、敷居が高いように思われるワーキングホリデーの受入にたいして、一軒でも多くの農家が参加して頂きたいと願っています。

TOPICS

  • 平成28年3月31日 ワーホリ体験記を更新しました。
  • 平成28年3月17日 ワーキングホリデーを実施。(3月14日〜16日) 受入農家7戸 参加者7名
  • 平成27年12月1日 長期ワーキングホリデー実施。(12月1日〜26日) 受入農家4戸 参加者1名
  • 平成27年9月1日 ワーキングホリデーを実施。(9月1日〜10日) 受入農家4戸 参加者8名
  • 平成27年8月15日 ワーキングホリデーを実施。(8月15日〜16日) 受入農家3戸 参加者5名
  • 平成27年6月6日 ワーキングホリデーを実施。(6月6日〜7日) 受入農家4戸 参加者4名
  • 平成27年3月1日 ワーキングホリデーを実施。(3月1日〜3日)受入農家5戸 参加者11名
  • 平成27年2月21日ワーキングホリデーを実施。(2月21日〜22日)受入農家1戸 参加者3名  
  • 平成26年6月8日 ワーキングホリデーを実施。(6月6日〜8日)受入農家7戸 参加者11名

地域の背景

秋津野の里 和歌山県田辺市は、恵まれた自然環境、豊かな歴史・文化的背景の中で、農と商を基盤とする経済環境を形成してきた。
 秋津野(上秋津)地域は、そのなかで古くから農業地域として形成されてきたが、近年の農業の厳しい環境のなかで、明治22年野大水害を機に、コメ農業から梅、柑橘など果樹農業への転作を先行実施し、同時に、消費者への直販や、地元の有志が共同経営で立ちあげた直売所『きてら』の運営などで、新しい時代の農業に移行を実現している。
 上秋津小学校の移転後、取り壊し予定だった旧校舎活用を図り、地元中心に約500人近い出資者を得て設立した株式会社秋津野では、農家レストラン農のある宿舎の運営だけでなく、直売での消費者との交流を通じたものづくりや、みかん狩りなどの体験メニュー提供、他地域に先駆けた農家民泊の組織化など、地元の多様な組織と連携した多面的な取り組みを展開している。
 農家レストランみかん畑、スイーツ工房バレンシア畑、農のある宿舎、ミカン樹のオーナー制度、農園事業部、食育事業、農家民泊等の事業を実施しています
 これらの施設や事業の等を連携させ、教育旅行の受け入れや新規就農者の育成事業、耕作放棄地対策等に取り組むとともに、近隣地域との連携による魅力あるワーキングホリデーやグリーンツーリズムを推進のための努力が続けられています。

農業従事者不足への挑戦

ワーキングホリデーみかん収穫 交流人口の拡大をめざし様々な努力を重ねてきたが、一方で高齢化による後継者不足などで、遊休農地は引き続き拡大するなど、地域の農業をいかに持続するかが大きな地域課題となっている。
 また、近年の都市農村交流の取り組みにより、体験メニューの提供というかたちで多くの方が地域に訪れているが、根本的な(直接的な)担い手不足や遊休農地の解消にはつながっていない。今後、更なる担い手の高齢化に伴い、農業の衰退にとどまらず集落機能の低下も懸念されている。
 これまでも、短期的な少人数の受け入れを中心とした各種体験メニューの開発による交流人口の拡大に取り組んでいる。また、遊休農地の利用として市民農園に取り組むとともに、廃園にユズを植えるなどの対策を講じている。さらに、農園事業部を立ち上げ、新規就農者育成プログラムをつくり、担い手の確保等にも努めている。

地域の実情に合わせた仕組み作りへ

ワーキングホリデー梅収穫 ワーキングホリデーを導入することで、都市との交流を通じた新たな労働力の確保とともに、遊休農地対策である市民農園の拡大につながる。また、労働力の確保にとどまらず、二地域居住や移住の可能性も生まれる。さらに、既存の担い手にとっては、都市住民との交流によって、農業や農村で生きていく意義を再発見し、失いつつある「誇り」を取り戻すことで、豊かな地域(農村)となる。
 そのためには持続可能なワーキングホリデーの仕組みが必要となってくる。各農村の実情に合わせ、農家の負担にならないよう、また援農頂ける参加者にも満足が高くなるようなワーキングホリデーシステムを作り上げるのが大きな目標であります。





バナースペース

株式会社秋津野

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